手書きの5年日記はすでに6年目に入り、今年ついに新しい日記帳もお迎えした。
5年分書ける分、3行程度しか書くところなくて、その手軽さで続けられてる。
でも、すごく気持ちが溢れてどうしようもない時に
長々と吐き出す媒体も、細かくメモっておく媒体もとくに持ってなかったなと。
気づけば40代になっていて、子育てと仕事で、がちゃがちゃの暮らしをしてた。
今後もそうなんだろうけど。とても幸せなことなのだけど。
昨日、恩人の訃報を知った。
本当に恩人だった人。
私が21歳の時、とってもお世話になった人だ。
私のサードマンの1人。
肺がん、71歳でこの世を去られた。
先月亡くなられていた。
自分の子供の成長にばっかり気を取られていたけど、その間、自分も含めて
大人はどんどん歳をとっていってたし、
ましてや私がもう中年なら、私の恩人はもうとっくに高齢者だったのだ。
こそ抜けてたな。あっという間だった。
つまり、私が高齢者になるのもあっという間ってことだ。
だから日々の暮らしをもう少し大事にしようと思った。
やっつけ仕事の毎日、それもそれで有り難いことなんやけど、
たまにはノート１〜2ページ分くらいの日記を書こうと思ったのです。
大切な人の訃報。
20代くらいの自分だったら暴れ泣いただろうに。
感情を爆発させることも晒すことも怖くなくて、さらっと出来たことも
今ではなかなか1人の時間が持てても、なんか出来ない。
昨日はただ放心して、静かに受け止めて、心を整えたら夕飯の後片付けやら明日の準備やら
インフルの下の子のケアしたり町内会の配り物行ったり。
友人に電話して、世間話とかして気持ちが落ち着いたら、
そのまま布団に入った。
そして朝が来た。
今日は午後から仕事だ。
休んだ間に溜めた仕事やっつけんないかん。
いやおかしいやろ。
って思って勢いでブログ作った。
そんで今月、御霊前に手を合わせに行きます。
忙しいのと自分のだらしなさを履き違えていた。
自分の感情に、もっと丁寧に寄り添おうと思いました。
私の恩人。器の大きな温かい人。
私もいつか必ず死ぬから、それまで向こうで待ってて。
それまでこっちで自分なりにいいかんじに生きてみる。
私がんばるね。
